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漫画家の砂川しげひささん死去。プロフィールや経歴、代表作やイラスト付きエッセイを紹介。

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こんにちは。ぬっしーです。

3月6日、漫画家の砂川しげひささんがうっ血性心不全で77歳でお亡くなりになりましたね。

朝日新聞夕刊で1996年から2003年までの7年間、4コマ漫画『ワガハイ』(連載開始当時はMr.ボォ)を連載していたのでファンだった方も多いのではないでしょうか。

私は朝日新聞をとってなかったので今回初めてマンガ見ましたが、野良ネコのワガハイが銀田一家の飼い猫になり暮らす様子がおかしくて、他の著書も読んでみたくなりました。

調べたところ漫画以外にも、エッセイ始め多くの人気著書がありますので経歴と合わせて紹介しますね。

砂川しげひささんのプロフィール

名前:砂川しげひさ(本名:砂川恵永 すながわしげひさ)

生年月日:1941年10月11日

死没:2019年3月6日

職業:漫画家、エッセイスト

沖縄県那覇市に生まれ4歳から兵庫県尼崎市で暮らす。

中学時代から「漫画少年」「野球少年」の常連投稿者になり、高校卒業後、働きながら新大阪新聞の「すたみなコイさん」の連載でデビュー。

4コマ漫画「ワガハイ」の他、クラシック音楽に関するイラスト付きエッセイや絵本を多く執筆。

漫画とクラシックという意外な組み合わせですが、砂川さんのクラシックへの造形の深さはクラシックファンの間ではとても有名のようです。

砂川しげひさ経歴・受賞歴

経歴

1964年5月:上京。持ち込み活動を開始。サトウサンペイさんに漫画サンデーの編集長 峯島正行さんの紹介を受ける

1969年:『寄らば斬るド』連載開始 漫画サンデー

1996年~2003年:4コマ漫画『ワガハイ』(連載当初「Mr.ボォ」)朝日新聞夕刊

受賞歴

1971年:第17回文藝春秋漫画賞 『寄らば斬るド』

2007年:第36回日本漫画家協会賞 大賞『タマちゃんとチビ丸』

東京での活動に憧れて上京し、縁があって連載をスタートして2年後に漫画賞を受賞したので、東京に出てきてきたことは正解だったようですね。

砂川しげひささんの代表作

砂川しげひささんは、漫画以外にもエッセイや絵本なども出版されています。

その中から代表作や人気のエッセイ、絵本を紹介しますね。

漫画

漫画は賞をとったこちらの2つ。

  • 『寄らば斬るド』

ラフな線で描かれたショートギャグ時代劇。ちょっぴりHなシーンもオヤジギャグっぽい感じで昭和の懐かしい感じがします。

  • 『タマちゃんとチビ丸』

野良ネコ「ワガハイ」が銀田一家の飼い猫になる『ワガハイ』シリーズの1つ。エピソードもネコちゃんたちの表情も可愛いです。

たくさんネコちゃんが出てきて、ネコ好きにはたまらないのではないでしょうか。作者のネコ愛が伝わってきます。

クラシック音楽に関するエッセイ

  • 『コテン氏の音楽帳』

クラシック音楽に関するエッセイ、コテン氏シリーズの1冊です。

クラシックのことをイラスト入りでわかりやすく楽しく解説している人気の著書。

ちなみに目次の一部をあげてみると

・フルトヴェングラーの「第九」と咳

・蝶々夫人の新コスチューム

・肉製楽器について

・阪神タイガースの歌

どんな内容か気になるタイトルばかりで、クラシックファンでなくても楽しく読めそうですね。

だいじな絵本シリーズ

・こころの絵本

これは、『からだの絵本』『こころの絵本』『まいにちの絵本』の3冊からなるだいじな絵本シリーズ。

砂川さんとそのスタッフたちが、子どもたちの声を取材し、幼児教育、心理学、小児科の専門家の監修を受けて作成した人気の作品です。

絵本には砂川さんが若い頃に描いたイラストが使われています。

こころの本をあげましたが、どの本も、それぞれ体のことや、心のこと等、子供が成長していくのに大事なことが丁寧に描かれています。

大人が読んでも心が豊かになりそうです。

まとめ

漫画家の砂川しげひささんの死去にあたり、経歴や代表作を紹介しました。

可愛いネコの漫画や、クラシック音楽のエッセイなど楽しく読めそうな作品から、心の成長に大事なことが描かれた絵本まで素敵な作品ばかりですね。

私もこの機会にぜひ読んでみたいと思います。

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