こんにちは、ぬっしーです。
新元号は「令和」(れいわ)に決まりましたね!
そこで今回は
- 令和(新元号)の出典が日本それとも中国?
- 令和(新元号)の意味
- 令和(新元号)が選ばれた理由
についてまとめました。
令和の出典は日本それとも中国?
これまで元号は、中国の漢文(古典)の「易経」や「文選」等から出典されていました。
今回の元号選定にあたり、初めて政府は中国の漢文の他、日本の古典も選定候補としていました。
令和の出典は、中国の古典か日本の古典かどちらだったんでしょう。
令和の出典は日本の古典の「万葉集」
出典は「万葉集」の梅の花の歌。32首の序文の「初春令月 気淑風和」を引用したものでした。
「万葉集」と言えば、古事記、日本書紀と並んで日本を代表する古典ですね。
「令和」の典拠となった「初春令月 気淑風和」とは、
「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」
ということです。日本の古典ですが、はっきりした意味はわかりませんね。
ただ、雅で美しい情景を表現しているというのは伝わってきますね。漢字文化のいいところですね。
令和の意味は?
「令和」には人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味があるそうです。
初春令月の「令月」は、おめでたい月という意味があります。
文化を育み、自然の美しさを愛でることができる平和な日々に、心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ち溢れた新しい時代を国民の皆様と切り開いていく。
そんな願いも込められているのでしょう。
令和が選ばれた理由は?
この令和には人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められております。万葉集は1200年あまり前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく防人や農民まで幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書であります。
悠久の歴史と香り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、令和に決定致しました。
安倍首相談話
まとめ
新元号が令和に決まりました。
令和(新元号)の出典はこれまでの中国の古典ではなく、日本の古典の万葉集から出典されました。
令和が選ばれた理由や、そこに込められた意味も知ることができました。
5月1日から令和元年ですね。それまで平成を楽しみましょう!
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